リュックひとつでミニマルに、暮らすような旅をしたい60代。
ひとり旅、ときどき誰かと。
旅心は、チルと好奇心のあいだ。
このブログでは、そんな日々の旅と、少しのひとりごとを綴っています。
60代を前に、“ひとり時間”がそっと動き出した理由
2024年の夏、19歳の愛犬が静かに旅立ちました。
長い時間を共に過ごした彼女の介護生活が終わり、
少しずつ日常に“余白”が生まれました。
私はもともと旅が好きで、これまで15ヵ国以上を訪れています。
でもいつも、旅の計画を立てるときには
「犬の世話はどうしよう」と誰かの都合を最優先に考えてきました。
彼女を失った悲しみの後に訪れた、“自分の都合だけで旅に出られる”という自由。
それは、嬉しくもあり、少し寂しくもある新しい時間の始まりでした。
なぜ旅を記録したくなったのか?
旅はたくさんしてきたのに、記録としてはほとんど残っていないことに
ふと、もったいなさを感じました。
「書いておけばよかった」
「写真だけでは思い出せないことがある」
そう思うようになってからは、
この“自由になった時間”を、過去を整理しながら残していきたいと感じています。
そしてこれからの旅は、
ひとりの時間を味わいながら、
心を整えたり、
新しい何かを見つけたりする旅にしていきたいと思っています。
このブログに込めた想い
悲しみを乗り越えたかといえば──正直、まだそう言い切れないけれど。
とにかく、前を向いてみよう。
そんな“60歳事始め”として、このブログをはじめました。
ここでは、
- 60代のひとり旅のこと
- 飛行機やカフェが好きなこと
- リュックひとつで旅するミニマルなスタイル
- 日常にふと立ち止まったときの、心のひとりごと
そんな“旅と心の記録”を、エッセイのように静かに綴っていきます。
同じように人生の節目を迎えた方、
これからひとり時間を楽しみたいと思っている方へ──
ほんの少しでも「わかるなぁ」「ちょっと元気出たかも」
そんな風に感じていただけたら、嬉しいです。
これからの自分への“宣言”
私はきっと、これからも失敗しながら旅していくのだと思います。
「チル旅にするぞ」と決めておきながら、
気づけば予定を詰め込み、あちこち動き回ってしまう──
そんな自分に、あとからツッコミを入れながらも楽しんでいる。
でも、それでいい。
それが、わたしの“チルのかたち”。
このブログは、そんな「予定どおりにチルできない自分」もまるごと記録して、
たまには笑って、ゆるっと前を向ける場所にしたいと思っています。
60代から始まった“ひとり時間”は、
まだまだ不器用で、でもちょっと心地いい。
さあ、これからも──
チルしようとして、ちょっと動きすぎる旅を続けていきます✈️
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